バルバドス 国歌「バルバドス国歌」

バルバドス 国歌「バルバドス国歌」

タイトル

National Anthem of Barbados(確認中)/バルバドス国歌

“In Plenty and In Time of Need”と紹介されることもあるが正式なタイトルである根拠は見当たらなかった。

作詞

Irving Burgie /確認中

1924年7月28日(政府サイトでは1926年)、バルバドスの母とアメリカ人の父を持ち、アメリカ・ニューヨークのブルックリン生まれ。インドに従軍し、帰国後は南カリフォルニア大学に入学し音楽を学ぶ。国際的に活躍し、“Island in the Sun”や“Ballad for Bimshire”などを作曲。バルバドスを頻繁に訪れ同国の小学生を対象にrving Burgie文学賞を設立した。彼が手掛けた作品は1億枚以上世界で売れた。2019年11月29日にアメリカ・ニューヨーク州クイーンズの自宅で逝去した。

作曲

C.Van Roland Edwards /確認中

1912年バルバドス生まれ。セント・ピーターズ教会付属少年院に通いながら作曲を行う。半盲で生まれ、NannetteとEulliaの2人の娘が作曲を手伝った。1933年から英国歌謡協会会員。
1966年2月にエリザベス女王がバルバドスのセントジョセフを公式訪問し、セント・エリザベス・スクールを開校した際に、女王の前で歌われた「Welcome to Her Majesty Queen Elizabeth II」も作曲している。1985年4月22日逝去。

採用年

1966年11月30日

公の場でバルバドスが独立国として初めて国歌を演奏した日。

成り立ち

1958年にイギリスから独立し西インド連邦を結成するもジャマイカの脱退をきっかけに解散。1962年に再度イギリスの自治領となるが、1966に再び独立することとなる。
1966年9月11日、独立を目前に国歌を選ぶためのコンペが行われ、第1部の歌詞、第2部の音楽と分かれて募集がされ選ばれたのが現在の国歌だった。選定委員会が組織され、ブルース・セントジョン氏、フランク・コリモア氏、イーニッド・リンチ夫人、ジョージ・ラミング氏、ジェラルド・ハドソン氏、ジョン・フレッチャー氏で構成。当時世界的に成功していたバルバドスにルーツを持つIrving Burgieは、バルバドスが独立を目前にしていた時に同国に住む友人から国歌の歌詞を書くように勧められたという。それはコンペの募集が行われる前の話で、作品を提出したのは政府だと生前本人が語っている。また、一部は選定委員会によって勝手に修正されていることも明かした。Irving Burgieには500ドルが支払われた。 1966年11月15日午後6時にCBCと同国の放送局バルバドス・レディフュージョンで初めて流された。

EXCELSIOR

憲法での記載はない。

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1969年に制定された“バルバトスの国章と国歌”という法律では下記プロトコルと同様のことが書かれていることに加え、違反者への罰則も明記されている。また著作権は王室とされていたが、共和制に移行してから法律が改正されているのか確認できなかった。

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政府が出しているプロトコルにおいて以下の点が求められている。

・脱帽すること。
・通常、一番とコーラスが歌われる。短縮バージョンもある。
・公式の場だけでなく映画館の上映前に演奏すること。
・スピードも定められている。

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2018年、再開発のためイギリス王室によって取り壊しが検討された作曲家の生家が、子孫の訴えによって残されることとなった。

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2022年12月5日から発行された紙幣の裏面には全て国歌の歌詞が書かれている。

歌詞

【1】
In plenty and in time of need
When this fair land was young
Our brave forefathers sowed the seed
From which our pride is sprung,
A pride that makes no wanton boast
Of what it has withstood
That binds our hearts from coast to coast–
The pride of nationhood.

【コーラス】
We loyal sons and daughters all
Do hereby make it known
These fields and hills beyond recall
Are now our very own.
We write our names on history’s page
With expectations great,
Strict guardians of our heritage,
Firm craftsmen in our fate.

【2】
The Lord has been the people’s guide
For past three hundred years.
With him still on the people’s side
We have no doubts or fears.
Upward and onward we shall go,
Inspired, exulting, free,
And greater will our nation grow
In strength and unity.
(コーラス)

歌詞 日本語訳

 

歌詞 カタカナ読み

 

国歌に関するリンク

【Barbados Government Information Service “The Constitution of Barbados”】
https://gisbarbados.gov.bb/download/the-constitution-of-barbados/

【BARBADOS INTEGRATED GOVERNMENT “THE NATIONAL ANTHEM”】
https://www.gov.bb/Visit-Barbados/national-anthem

【議会 “Independence”】
https://www.barbadosparliament.com/main_page_content/show_content/14

【議会 “CHAPTER 300A”】
http://barbadosparliament-laws.com/en/showdoc/cs/300A/se:8?splitmode=true

【外務貿易省 “Protocol and Conferences Division”】
https://www.foreign.gov.bb/protocol-and-conferences-division/

【バルバドス中央銀行 “BARBADOS’ 2022 POLYMER BANKNOTE SERIES”】
http://www.centralbank.org.bb/portals/0/banknotes/banknotes.html

【The Guardian “Irving Burgie obituary”】
https://www.theguardian.com/music/2019/dec/02/irving-burgie-obituary

【Nation News “Roland Edwards house saved”】
https://www.nationnews.com/2016/05/15/pride-sprung-from-national-anthem-lyrics/

【Nation News “Pride sprung from National Anthem lyrics”】
https://www.nationnews.com/2018/01/07/roland-edwards-house-saved/

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