国歌をファーストコンタクトに使い国際交流を促す活動「国歌の輪プロジェクト!」
この活動を通じて浅見が体験し学び感じたことをお話させていただきます。
①「ファーストコンタクトに国歌を! 国歌で紡ぐ世界の輪」
初めての海外旅行。英語が話せないけど現地の人と仲良くなりたい。なにか話のキッカケに使える物はないかと色々と試しました。折り紙、けん玉、オカリナ、南京玉簾・・・
そんな試行錯誤の中で出会ったのが国歌。国歌と聞くと、かたいイメージがあるかもしれません。でも旅行先や日本で会った海外の人に国歌を歌うことは交流の最高のキッカケになるんです。海外の人とコミュニケーションツールとしての国歌の魅力を紹介します。
②「国歌を使って育てる国際感覚」
国歌は日本だけのものではありません。国の数だけ国歌があります。そんな国歌を通して世界を知ることの面白さを伝えます。
a.様々な顔を持つ国歌があることを知りましょう!
・歌詞のないスペイン、
・様々な民族の名を列挙するアフガニスタン
・1番を歌わないドイツ
・血なまぐさい言葉が並ぶフランス
b.なぜこれらの歌が生まれたのか?
国歌が誕生した背景にある、その国の文化や歴史、政治や社会情勢をご紹介
c.国歌を知って世界を知ろう
その人と仲良くなりたいと思ったら、その人のことを知ろうとしますよね?
海外の人も同じです。その人の出身国のことを知るだけで距離が随分縮まります。
浅見の体験を交えながら国歌から養われた国際感覚だけでなく、
人々との出会いやそこで得た大切な物についてお話させていただきます。
③「旅は人を育てる~国歌を通じてバックパッカーが得たこと~」
国歌を録音しながらのバックパッカー旅で30カ国を周り録音した国の歌は50カ国以上。大切にしていたのは”人々との出会い”でした。そんな出会いもさまざま。トラブルの元となる人、そんなトラブルから救ってくれる人・・・多種多様な考えを持つ人たちとの出会いは旅人を成長させます。
旅での出会いは”コミュニケーション能力”を育てる
人と交流することの面白さを旅で学んだ筆者。コミュニケーション能力が重視され始めた日本社会で今後重要になってくるとても大切な力です。買い物、移動、宿泊、そして国歌の録音。全てにおいて交渉が必要です。旅では交渉・・・というより相手との会話で物事が進みます。英語が話せない中、ボディランゲージや表情で気持ちを伝えることの大切さを知ります。旅で気づいた、言葉だけでなく体や表情の変化を交えて会話をする”トータル・コミュニケーション”をご紹介。
旅での出会いは”前向きな心”を育てる
旅の中で騙され、物を盗まれ人間不信に陥り、時には道に迷い野宿をしたり、遭難したり・・・旅はトラブルの連続。イライラしたり落ち込んだりすることもあります。失敗をしながら、遠回りをしながらも着実にゴールに進んでいくのが旅です。これって人生にも当てはまりませんか?旅中、物を盗まれ落ち込んでいる筆者に一人のアルジェリア人が「インッシャ・アッラー」という言葉を教えてくれます。それがポジティブシンキングで生きる人生の始まりでした。
旅での出会いは”感謝の気持ち”を育てる
旅で一番使う言葉はなんだろう?
それは「ありがとう」という言葉でした。一人旅は特に自分の力で判断し行動しているため「俺はすごい」という気持ちに陥りがち。でも振り返ってみると多くの人に助けられ支えられていたことに気づきます。それは日本に戻ってからも同じで、当たり前に生活し生きていることが、実は沢山の人によって成されている事が分かります。両親、兄弟、友達、土日関係なく働く鉄道会社の人、会社にいる掃除のおばちゃん・・・社会の当たり前は私たちの周りにいる人たちによって出来ているのです。そこに感謝する気持ちは寛大さを生みその人の器を大きくすることが出来るのではないか・・・旅はそんな可能性を秘めています。
このように旅は生きるうえで本当に大切なことをたくさん教えてくれます。国歌を録音しながら自分の世界を広げていった「旅」の魅力を国歌収集活動を通じて生まれた出会いと出来事を交えながらお話します。
などなど。この他にもご要望があればご相談ください。