赤道ギニア共和国　国歌「赤道ギニア国歌」

タイトル

Himno Nacional de Guinea Ecuatorial （日本語読み確認中）‎/ 赤道ギニア国歌

『¡Libertad!（自由）』の名で知られ、『Caminemos pisando las sendas de nuestra inmensa felicidad』のタイトルで紹介されることもある。

作詞

Atanasio Ndongo Miyon /確認中

1928年、赤道ギニアMbini生まれ。同国初代大司教Rafael María Nzé Abuyのいとこ。赤道ギニアの独立運動に参加すると通っていた新学校を追放され、スペインに渡り法律を学ぶ。その後、ガボンのリーブルビルに亡命し、1954年に赤道ギニア民族解放運動を設立し指導者となった。同地でガボン初代大統領の娘と結婚するも２年で離婚。離婚後はアルジェリアに亡命し様々なアフリカ諸国の指導者らと面会した。その中で出会ったカメルーンの独立運動家Félix-Roland Moumié（フランスの諜報機関により毒殺）の未亡人Marthe Ekemeyongと再婚しアメリカに亡命。キング牧師らと面会し、スペイン批判を行なった。
赤道ギニアで憲法が制定された2年後の1966年に帰国。外務大臣に就任したものの、3月5日に無血クーデターを行い失敗。現場で捕えられて骨折をしたことで病院に運ばれた。その後、移送先の刑務所で暴行を受け3月26日に医師の診察を受けることなく亡くなった。

妻のMarthe Ekemeyongも拷問を受け3ヶ月の投獄を経てカメルーンに強制送還された。2009年1月8日に若者の手によって殺害されている。

政府サイトでは作詞者はAtanasio Ndongo Miyonのみだが、初の国連大使を務めたSaturnino Ibongo Iyangaの協力で作曲したという情報も見られる。

作曲

Ramiro Sánchez López /確認中

スペイン人中尉でマドリッドにある陸軍司令部の音楽副部長。

採用年

1968年10月12日

成り立ち

メロディのオリジナルは、スペインの植民地時代に作られた。1963 年、亡命先のカメルーンのドゥアラで司祭のJosé Esono MitogoとEugenio Eteoが、Adolfo Bikóのサポートを受けて作曲された。現在の形はスペインの音楽家Ramiro Sánchez Lópezによって独立前に修正されたもの。このメロディに合わせ、1968 年 6 月に赤道ギニア民族解放運動の指導者Atanasio Ndongo Miyonによって歌詞が書かれ完成した。同年8月21日、サンタにある現在のマーティン・ルーサー・キング教師養成学校で行われた赤道ギニア民族解放運動の全国大会で初めて歌われたのが初演となる。1968年10月12日の独立宣言の式典ではメロディのみが流され国歌としての地位を得た。

EXCELSIOR

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同国における憲法にあたる基本法第六条5項にて以下のように規定されている。
国歌は1968年10月12日の独立宣言の日に国民によって歌われたものとする。

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法律は確認できなかった。

♪♪♪

Ramiro Sánchez Lópezは作曲の報酬として25000セペタを受け取ったという情報あり。

歌詞

Caminemos pisando las sendas
de nuestra inmensa felicidad.
En fraternidad, sin separación,
¡cantemos Libertad!
Tras dos siglos de estar sometidos,
por la dominación colonial,
en fraterna unión, sin discriminar,
¡cantemos Libertad!
¡Gritamos viva, libre Guinea!
y defendamos nuestra Libertad.
Cantemos siempre, libre Guinea,
y conservemos siempre la unidad.
¡Gritemos viva, libre Guinea!
y defendamos nuestra Libertad.
Cantemos siempre, libre Guinea,
y conservemos, y conservemos
La independencia nacional.