東京オリンピックも要注意! 国歌のやっちゃいけないコト 前編

国の象徴である国歌。国によって度合いは違うものの大切なものであり敬意を持って接する必要があります。なので間違いはあってはいけない・・・のですが、人間間違いは誰でもありますよね。ですので公式の場で流れることが多い国歌でも間違いは起こります。

ただ今夏、東京で開催予定のオリンピックは世界から注目が集まる場ですから国歌を流す人は気を引き締めてほしいです。実際にあった事例を交えどんなミスが起こりうるのかご紹介します。

 

別の国の国歌を流してはいけませぬ

一番起こらなそうなミスですが結構あります。

2018年、インドネシアで開かれたサッカーU-19アジア選手権で、韓国チームに対して北朝鮮の国歌が流れました。両国とも同じタイトル「愛国歌(エグッカ)」なのでややこしいですが、絶対に間違えてはいけない組み合わせですね。

この年はサッカーのUEFAネーションズリーグでジブラルタルがリヒテンシュタインの国歌を流されました。翌年はアルバニアの代わりにアンドラ国歌、今年はモルドバの代わりにルーマニア国歌が流れたりしてます。

間違いは国歌同士だけではありません!

2018年12月、ノルウェーで行われたホッケー大会ではベラルーシの国歌斉唱で、国歌の代わりに、ソビエト時代にベラルーシでヒットしたPesnyarovによる「Kosil Yas clover」が流れ問題に。

2012年には国歌史上最凶の間違いが起こります。
クウェートで行われた射撃選手権大会での表彰式でのこと。優勝したカザフスタン女性選手を讃えるため流れたのがカザフスタンを笑いのネタにしたアメリカのコメディー映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の作中で使われた曲でした。

「カザフスタンの売春婦は地域でもっとも清潔 トルクメニスタンを除いて」

とありえない歌詞の内容。のちに担当者がインターネットからダウンロードした曲を確認せずに流してしまったことが原因だったことが判明します。もちろんカザフスタンから猛抗議があり、後日改めて表彰式が行われました。

 

”番”を間違えてはいけませぬ

複数の節がある国歌に注意したいのは“何番を流すのか”ということ。

要注意国の一つはドイツです。

ドイツ国歌は3番まであるのですが慣例で歌われているのは3番のみ。1番はナチス・ドイツ時代に歌われていた、2番は歌詞が大衆的すぎるという理由で公の場で歌われることはありません。しかし、2017年2月にハワイで行われた行われたフェドカップの開会式でドイツ国歌の1番が歌われました。翌年の2018年9月には同じくアメリカで行われたビールの祭典、オクトーバーフェストでドイツ国歌の1番が流れてしまっています。アメリカとドイツは今でも相性が悪いみたいです。

チリも要注意!

2019年、教会で独裁政権時に歌われていた3番を合唱している動画がSNSで拡散し話題になりました。5番が通常歌われるのですが・・・なんと今年の元旦にはチリの放送局”RadioBíoBío”で3番を流し同局は謝罪しています。こちらは自国内でのミス。日本は一番しかないのでありえないミスですが、相手国の国家を歌う際はご注意を!

 

後編もお楽しみに!