大韓民国 国歌

概要

タイトル

애국가 (エグッカ)/愛国歌

作詞 

不明(諸説あり)

作曲 

安益泰

採用年

1948年

 

成り立ち

日本では閉店の時に流れる曲でおなじみの「蛍の光」のメロディで歌われていた韓国国歌。

現在のものは1948年に行われた日本からの独立記念式典で発表された。

作曲者の安益泰はドイツで満州国国歌を指揮したことや、作詞者候補の一人ユンチホが親日的だった事が知られ韓国国歌として相応しくないという意見もある。

韓国国民にとっては納得しがたい両者かもしれないが歌自体は素晴らしいものだと私は思う。

国歌を作る人間は祖国が好きだからこそ作れるのではないだろうか。

愛国心をもって作ったということであるならば現在の国歌を受け入れてもいい気はするのだが・・・

 

コメント

この国歌は女性が歌うととても優しい国歌になる。もともとメロディがゆったり流れるようなもので、どこか懐かしい。

最後の「キーリーボジョランセー」だけとても聞き取りやすく、印象に残り覚えやすいのでこのフレーズだけ覚えるのもいいだろう。

ちなみに2011年8月に日本で行われた日本と韓国とのサッカー親善試合での国歌斉唱時、韓国ならではの光景があった。

韓国代表が胸に手を当て国歌を歌う中の、キム・ジョンウ選手が敬礼をしていた。彼は当時徴兵制で兵役中だったため。

そんな所からもお国事情が現れる。

また、韓国国歌は著作権を個人が持っているという過去を持つ。

著作権が切れる2015年まで韓国政府が著作権料を作曲者の遺族に支払い続ける予定だったが、政府が権利を買い取る方向で調整していた。

しかしそれを知った世論が反発。スペインに住む作曲者の遺族が祖国の騒ぎを聞き、著作権を韓国政府に寄付することを決めた。

遺族は著作権を手放す変わりに独立義士(独立の英雄)の称号を安に与えるよう要求。

政府は承諾して著作権問題は決着した。

 

歌詞日本語読み

トンヘ ムルクァ ペェクドゥサニ

マールゴ ダーロク

ハーヌニミ ポウハサ ウーリ ナラマンセ

ムグンファ サームチョルリ ファリョガーアンサーン

デーハンサラム テーハヌロ キリ ポジョナセ

 

こんな時に歌いたい

気持ちを落ち着けたい