ここから始まるエチオピア文化発信地! エチオピアレストラン&バー リトル エチオピア ~葛飾区四ツ木~
“リトル エチオピア” 四ツ木
世界で唯一の日本人によるエチオピア民族舞踊集団”モカ・エチオピア・ダンスグループ”の山本代表に誘われ四ツ木へ。
「今日、四ツ木で初めてのエチオピアのお店がオープンするんだけど行く?」
と言われたら行かない訳にはいかない。
四ツ木は多くのエチオピア人が住み”リトルエチオピア”と呼ばれている。
今までエチオピア関係のお店が無かったのが不思議なくらいだ。
え?こんな所にエチオピア料理の店!?
商店街を歩く事3分。
看板は無かったが店前に人が立っている。
どうやらエチオピアの方のようだ。
「いらっしゃ~い」
初めての訪問者にも凄くフレンドリー。
山本さんは開店祝いにとお店の名前入りの国旗を渡していた。
「看板は明日付けるんですよ。これは嬉しい^^ どこに付けよう」
と国旗に大喜びなのはオーナーのエフレムさん。
早速、店の入り口にとりつけていました。
店内は高めのカウンターとテーブル席が並び、エチオピアらしさはあまり感じられない。
エチオピア人と日本人でいっぱい!
アットホームな雰囲気がとても良い。
安くエチオピア料理を楽しみたいならリトルエチオピアへ
「さぁ、どんどん食べて」
とエフレムさんに勧められ奥にある料理が並べられたテーブルへ。
インジェラを取って、その上に様々な具材をのせる。
種類も豊富で飽きない。
「エチオピア人が気軽に寄れる店があればいいなと思っていたんです」
10年以上日本に住むエフレムさんの日本語はとても丁寧だ。
”気軽に寄れる”を大事にするため料金設定は低い。
「料理もお酒も500円です。その方が気軽に寄れるでしょ?」
安すぎです!
エチオピア料理をワンコインで食べられるところは他には無いんじゃないだろうか。
インジェラは作るのに一週間はかかる品。それを500円で出すとは太っ腹。
ウイスキーやカクテルも500円だというから驚きだ。
この店がエチオピアを知らない人にもオススメなワケ
「おい!エフレム!!」
店内で何度か聞こえる名。でもオーナーじゃない人が反応する事も。
「エフレムは結構ある名前なんですよ」
とオーナーじゃないエフレムさんが教えてくれた。
文章がややこしくてすみません^^;
エフレムは聖書を意味するという。
そんな話をしていると近所に住むという日本人の年配男性が来店。
お父さんと来ていたエチオピア人の子供と話をしながらビールを飲んでいる。
「失礼な話、エチオピアという国を全く知らないんだけど・・・」
そんな事を言う男性もこのお店なら安心して入れる。
なぜならエチオピア人はみんなフレンドリーだし、
この周辺に住む多くのエチオピア人は日本語が話せるからだ。
エチオピアミュージックが流れる中、エチオピア人と日本人の笑い声が店内に溢れる。
エチオピア人と日本人の交流拠点に!
コリアタウン(大久保)やリトルヤンゴン(高田馬場)には、その国の料理店や食品や雑貨を扱う店が多くある。
しかしリトルエチオピアはエチオピア関係の店が無く、ただの居住地域。
近所の日本人と交流する機会が少ないかもしれない。仲間を見つけられない外国人が孤立しうつ病になる事もあるという。
自分たちの知らない異国の人たちが近所に住む事に不安を感じる人もいる。
でも、こういったお店が出来る事で近所の人たちと交流する事が出来、相手を知ることで不安は解消される。
さらにエチオピアの人たちにとって日本は文化が全く違う土地。
ここのように自分の体に流れる自国のパワーを発散できる場があることはとても重要な事だと思う。
リトルエチオピアが他の街のように、自国の文化発信拠点となったら面白い。
その旗艦がこのリトルエチオピアになることを切に願う。
営業時間や定休日などこれから探りながら決めていくそうだ。
これからどんなお店になってくのかとても楽しみ!!
お店情報
【店舗名】 リトルエチオピア レストラン&バー
【住所】 東京都葛飾区東四ツ木3―34―17
【営業時間】 17:00~23:00 ※今後変更の可能性あり
【連絡先】 090-8450―5711
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