国歌DE振り返る ―2017年 9月~12月―

2017年を国歌で振り返る

いよいよ2017年も終わりを迎えようとしています。

今年は○○ファーストという言葉が聞かれるようになった年でした。自国優先、他者への無関心が更に加速したように思えます。

国歌に関する出来事を通して2017年後半を振り返ると、その傾向が見えてきました。

 

9月 中国国歌『義勇軍進行曲』使用の厳格化

中国の全国人民代表大会常務委員会が国歌を侮辱するような替え歌などを禁止する「国歌法」を可決、成立させました。

公共の場所で悪意を持って国歌の歌詞を変え歌った場合15日以下の拘留を科せられたり、不適当な場所(商業目的や個人の葬儀など)での使用を禁じています。また愛国主義教育のため、小中学校で国歌の歴史や精神を学ぶことも義務づけられ、国歌に対する姿勢の厳格化が求められました。

過去の記事:歌わなければならないモノ化 ”国歌”

 

11月 ロッシが見せた男気

サッカーワールドカップ ロシア大会の欧州予選でイタリアのサポーターがスウェーデン国歌の最中に激しいブーイングを浴びせ国歌をかき消すという事件が発生しました。他国を尊重するからこそ自国にプライドが持てると思うのですが・・・

そんなイタリア人サポーターたちの非礼に対し、イタリア代表のMFダニエレ・デ・ロッシが試合後にスウェーデンの選手バスを訪れ、問題行為に対する謝罪とW杯出場を決めたことに対する祝福をしたと報じられました。

スウェーデン代表のポントゥス・ヤンソンは

「とても美しい出来事だったよ。彼は本当に紳士的な人間だと思った。真のキャプテンだと言えるね」とコメントしてます。

男でも惚れる!!

 

12月 ピョンチャン五輪でロシア国歌流せず

国ぐるみでドーピング行為があったとしてロシアに対し、オリンピック委員会は次回のピョンチャン五輪でのロシア国旗掲揚と国歌の使用を禁止しました。

ドーピングはやってはならないことではありますが、関係ない選手たちが巻き込まれたことは本当に悲しいです。

ロシアは毎回多くのメダルと取る国なので、表彰台で国歌が聞けなくなるのは残念・・・

表彰台に立ち国歌を聞きながら泣く選手もいます。オリンピックでの国歌はとても大事な問題なんです。

過去の記事:五輪は国歌ネタの宝庫!

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