アフガニスタン・イスラム共和国 国歌

018afganistan_EM2

概要

タイトル 

ملي سرود(ミリィ スロード)/国歌

作詞

アブドル・バリ・ジャハニ
(アフガニスタンの詩人、小説家、歴史家そしてジャーナリスト、2016年に彼は情報文化大臣に任命)

作曲

バブラク・ワサ
(ドイツ 人でアフガン人)

採用年

2006年

 

成り立ち

1919年アフガニスタン王国は第一次世界大戦で弱っていたイギリスから独立を宣言。

王政時代の1926年に歌詞がない国歌が制定されるが1943年に歌詞ありの国歌に変更。さらにクーデターが起こった1973年、王政が廃止され共和制国家が誕生すると国歌の3度目の変更がされた。

さらにさらに、その5年後軍事クーデターが発生。社会主義政権の誕生により国歌変更。

しかしこれで終わらない。

1989年、社会主義政権はソ連崩壊とともに力を失い国内の主導権争いが起こる。内戦開始後に出来た暫定政府が92年に新国歌を制定。

アフガニスタンは混迷を極めていく。

ここからがこの国の特異なところなのだが、96年から国歌が消滅する。

これは国がなくなったのではなく、イスラム過激派組織タリバンが政権運営を行うアフガニスタン・イスラム首長国が誕生したためだ。

タリバンは娯楽を悪とし、音楽もその対象とされた。国歌も例外なく悪とされたため、タリバン政権が崩壊する2001年まで国内から歌が無くなってします。

タリバン政権崩壊後、暫定政府が出来ると新たな国歌選定のため2004年に部族長と長老が参加した会議“ロヤ・ジルカ”が開催され、現在の国歌がで採択された。2年後、現在の国歌が制定される。ロヤ・ジルカでは新憲法にどのように国歌が書かれるかも話し合われた。
結果、憲法第1章第20条に、国歌はパシュトー語でうたわれ、「神は最も偉大である」とアフガニスタンの様々な部族の名前を記載するよう定められた。

 

コメント

国内が混乱しているとは思えないほどメロディからは威厳を感じる。広大な土地、長い文明の歴史を持つ同国にふさわしい。

一方で変遷を見れば何度も変更されている国歌の変遷は国の混乱を表している。

人間も人生経験が豊富なほうが厚みが出るというがまさに多くの苦難を乗り越え、現在も世界情勢に翻弄されながらもアフガニスタンという国を保ち続けるパワーがこの歌に宿っているように思う。

途中、”ウズベク” ”パシュトゥン”などの固有名詞が羅列される。その数14。

これはこの国を構成している主な部族の名前。全ての部族に気を配る中央政府の配慮がにじむ。また、多民族国家を成立させるのがいかに困難なのかを感じさせる歌詞だ。

現在、国記念日やいくつかの他の知名度の高い集会など国内イベントで歌われる。また、アフガニスタンの国営テレビでは毎朝アフガニスタンの国歌によって放送を開始する。いくつかの学校では朝歌われる。

 

歌詞日本語読み(パシュトゥン語ver

ダーワタン アフガニースタンディ

ダーイザートダーハ アフガンディ

コールダ ゾーレ コルダァツーリェ

ハールバチャイエ クァーハラマンディ

 

ダーワタン ダ トーローコルディ

ダー バロトーソ ダー ウズバコ ダー パシュトゥン アウ ハザーラーウォ

ダー トゥルクマノ ダー タージェコ

 

ウー サラーアーラーブ グジェルディ パーミーリーヤン ヌーリスタンヤン

ブラーハウィディイー クィジールバースィディ フ(ハ)ム アイマーハム パッシャーイーアン

 

ダー ヒワードバ テルー ザリーギ

レッカルマーール ペルシュナー アスマン

パシーナーケー ダー アッシャーーバ ラカー ザーラ ウィー ジャーウィーダーン

 

ヌームダ ハクモ デーエイ ラフバーーール

ワーユー アッラーフ アクバル

ワーユー アッラーフ アクバル

ワーユー アッラーフ アクバーーール

 

 

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