モルディブ共和国 国歌「国家敬礼」

モルディブ共和国 国歌「国家敬礼」

タイトル

ޤައުމީ ސަލާމް(確認中)‎ /国家敬礼

作詞

Muhammad Jameel Didi /確認中

1915年5月1日生まれ。政府の要職を歴任した。1989年3月15日逝去。

作曲

Pandith Amaradeva Sangeetha Asapuwa /確認中

本名Wannakuwattawaduge Don Albert Perera。1927年12月5日スリランカ生まれ。スリランカの著名な作曲家で、ラモン・マグサイサイ賞を受賞するなど世界的にも認められる人物だった。2016年11月3日、首都にあるスリジャヤワルダナプラ総合病院で逝去。
死後、マイトリーパーラ・シリセーナ大統領の指示で彼の名を冠した複合施設が建設された。

採用年

1972

成り立ち

Máldive Royal Family”からの情報を基に記述しているが正確性が保証できない。

1887年からイギリスの保護国だったモルディブ。1940 年代後半まで、モルディブは歌詞なし国歌『Salaamathi』が使われていた。
1948年に国歌の変更機運が高まり、作詞をのちの司法長官となるMohamed Jameel Didiが担当した。作詞後、詞に合うメロディを探し回る中、彼の叔父であるHussain Salahuddineが所有していた時計が正午に流す曲を聞き、これを使用することを思いつく。このメロディは日本で“蛍の光”となったスコットランドの民謡「オールド・ラング・サイン」だった。
この国歌は、1953年の君主制から共和制に移行した際も、同年に君主制に戻った際も変更されることはなかった。1965年の独立、そして1968年の共和制移行後も『Salaamathi』は国歌として存続した。
現在の国歌『国家敬礼』誕生のキッカケは1972年に同国初の国家元首訪問だった。エリザベス2世訪問の歓迎式典で、新たな国歌を制作することとなる。これまで使われていた歌詞に、モルディブ政府の依頼でスリランカ人のPandith Amaradeva Sangeetha Asapuwaが新たなメロディを同年作曲した。

EXCELSIOR

国歌自体の仔細は書かれていない。
憲法67条(i)で、国旗、国章、国歌に敬意を払うことを国民の義務としている。

♪♪

法律は確認できなかった。

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憲法ではディベヒ語が国語(公用語)となっている。

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国の象徴がイスラムの教えに反するのではないかという議論が起こり、議会や学校で国歌が斉唱されることが中止された。イスラム・ファトワ評議会が協議を重ね、2023年に問題ないことを結論づけた。

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2024年から、毎日学校の始業時での国歌斉唱を義務付けている。

歌詞

 

歌詞 日本語訳

 

歌詞 カタカナ読み

 

国歌に関するリンク

【The President’s Office “Constitution of Maldives”】

【The President’s Office “Hymne monégasque”】

【The President’s Office “President sends message of condolence to the Sri Lankan President”】

【The President’s Office “President observes the construction works of Pandith Amaradewa Asapuwa.”】

【Amaradeva Foundation “President observes the construction works of Pandith Amaradewa Asapuwa.”】

【BBC “How many national anthems are plagiarised?”】

【Feshun Media “ޤައުމީ ސަލާމް ކިޔުމަކީ ހުއްދަ ކަމެއް: ފަތުވާ މަޖިލިސް”】

【CNM “މާޗު 15: “އަދުވަޑައި ތިޔަގަތީ ގައުމު ރޮށްވާފައޭ””】

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