カンボジア王国 国歌「国歌」

カンボジア王国 国歌「国歌」

タイトル

??/国歌

一般的には“នគររាជ/王国”というタイトルで紹介されるが、公の情報源では確認できなかった。ここでは憲法付随書3に記載されている楽譜のタイトルを記載する。

作詞

Chuon Nath確認中

1889年生まれ(1983年という記述もあり)。カンボジアにおける仏教徒の最高指導者だった。クメール語辞典を編纂したことでも知られる。1969年逝去。プノンペン市庁舎には彼の像がある。

作曲

Francois Perruchot /確認中

フランス保護領時代、シソワット・モニヴォンの治世、宮廷音楽を担当していた。J. Jekyllと共作との情報もあり。

採用年

1993年(再制定)

成り立ち

現在の国歌は1939年に当時の国王モニヴォンの指示で制作された。国歌となったのは3年後、孫のノロドム・シアヌークがフランスによって王位についた1942年。なぜ、この年まで制定されなかったのかは不明だが、想像はできる。完成した1939年、クメール民族の誇りをうたう歌詞はフランスにとって都合の悪いものであった。しかし、1941年になると、カンボジアは日本軍の脅威が高まり、フランスではドイツの侵攻が始まっていた。フランスの状況の変化が国歌を認める流れを作ったと言える。1945年独立を宣言。正式に国歌となったのはここからだとする意見もある。
1970年、ノロドム・シアヌークの海外旅行中に反王党派の無血クーデターが発生。王政は廃止され、国名がクメール共和国に変更され、国歌も『クメール共和国の歌』に変わる。この動きに、中国に亡命していたシアヌークが共産主義勢力のクメール・ルージュと手を組み内戦に突入。
1975年、クメール・ルージュがプノンペンを占領。カンボジア共産党書記長のポル・ポトが全権を掌握すると国名を民主カンプチアに変更。新憲法18条によって新たな国歌『栄光の4月17日』が制定された。ちなみに4月17日はクメール・ルージュがプノンペンを占領した日。クメール・ルージュがプノンペンを占領した当初、一時的に現在の国歌が復活したという情報あり。
1979年、ベトナムの侵攻によりポル・ポト政権は崩壊し、カンプチア人民共和国となる。同国政府は国歌を変更し『カンプチア人民共和国の国歌』とした。しかし、日本を始めアメリカなどの西側諸国はベトナムの傀儡政権だとし国名を含め変更を認めなかった。
1989年、東西冷戦が終結に向かう中、カンボジア国に国名を変更。国歌は変更されたという情報とされていないという情報がある。
1993年9月に新憲法を発布し立憲君主制を採用。王政が復活しノロドム・シアヌークが2度目の国王となった際、彼自身が国歌の復活を主張し、現在の国歌が復活した。

EXCELSIOR

憲法では以下の通りに記載されている。
第一章6条
国旗、国歌、紋章は付属書1、2、3に定義される。

附属書3にて国歌の楽譜と歌詞が定められているがタイトルは”National Anthem”と記載。

♪♪

法律は確認できなかった。

♪♪♪

憲法では歌詞は3番まであるが、歌われるのは1番のみが多い。

♪♪♪♪

情報省が2019年、12 月 26 日付で国内のラジオ・テレビ局所有者に毎日7:00と17:00に国歌を流すよう要請した。

♪♪♪♪♪

小学校から高校まで、授業の開始前と終了後に、7:00と17:00の1日2回国歌が歌われる。昔は毎日行われたが、現在は教育省のガイドラインに沿って月曜日と土曜日の週2回という情報あり。

♪♪♪♪♪♪

一部の映画館では上映前に国歌が流れるという情報あり。

歌詞

【1】

សូមពួកទេវត្តា រក្សាមហាក្សត្រយើង

អោយបានរុងរឿង ដោយជ័យមង្គលសិរីសួស្តី

យើងខ្ញុំព្រះអង្គ សូមជ្រកក្រោមម្លប់ព្រះបារមី

នៃព្រះនរបតី វង្សក្សត្រាដែលសាងប្រាសាទថ្ម

គ្រប់គ្រងដែនខ្មែរ បុរាណថ្កើងថ្កាន។

【2】

ប្រាសាទសីលា កំបាំងកណ្តាលព្រៃ

គួរអោយស្រមៃ នឹកដល់យសស័ក្តិមហានគរ

ជាតិខ្មែរដូចថ្មគង់វង្សនៅល្អរឹងប៉ឹងជំហរ

យើងសង្ឃឹមពរ ភ័ព្វព្រេងសំណាងរបស់កម្ពុជា

មហារដ្ឋកើតមាន យូរអង្វែងហើយ។

【3】

គ្រប់វត្តអារាម ឮតែសូរស័ព្ទធម៌

សូត្រដោយអំណរ រំឮកគុណពុទ្ធសាសនា

ចូរយើងជាអ្នក ជឿជាក់ស្មោះស្ម័គ្រតាមបែបដូនតា

គង់តែទេវត្តានឹងជួយជ្រោមជ្រែង ផ្គត់ផ្គង់ប្រយោជន៍ឱយ

ដល់ប្រទេសខ្មែរ ជាមហានគរ។

歌詞 日本語訳(製作中)

【1】

Heaven protects our King

And gives him happiness and glory

To reign over our souls and our destinies,

The one being, heir of the Sovereign builders,

Guiding the proud old Kingdom.

歌詞 カタカナ読み(製作中)

【1】

Som pouk tepda rak sa moha khsath yeung

Oy ben roung roeung doy chey monkol srey soursdey

Yeung Khnom preah ang som chrok Krom molup preah Baromey

Ney preah Noropdey vong Khsattra del sang preah sat thm­r

Kroup Kraung dèn Khmer borann thkoeung thkann.

国歌に関するリンク

【Cambodian Information Center “National Anthem of Cambodia”】
http://www.cambodia.org/facts/?government=National+Anthem+of+Cambodia

【DAP NEWS “情報省は、ラジオ局とテレビ局の所有者に、国歌を全国のラジオとテレビで平等に放送するよう要請”】
https://constituteproject.org/constitution/Gambia_2018?lang=en

【KHJ Royal Travel and Tours “カンボジア国歌”】
http://khjroyalcambodia.blog131.fc2.com/blog-entry-76.html

【pen/opp“A nation built on the rule of song”】
https://www.penopp.org/articles/nation-built-rule-song

関連記事

復活する国歌
http://www.kokkanowa.net/reborn/