スイス連邦 国歌

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概要

タイトル

Schweizerpsalm(シュヴァイツェルプスラム)/スイス賛歌

作詞

ドイツ語:レオンハルト・ヴィトマー

フランス語:シャルル・シャトラナ

イタリア語:カミッロ・ヴァルサンジャコモ

ロマンシュ語:フライン カマシアス

作曲

アルベリヒ・ツヴィッシヒ

採用年

1981年

 

成り立ち

現在のスイスの国歌は、1841年にレオンハルト・ヴィトマーが修道士のアルベリヒ・ツヴィッシヒに歌詞に手紙を添え曲を作って欲しいと依頼したところから始まる。

1843年に行われた音楽祭で演奏されるとたちまち人気になり、

一部の人たちから連邦議会にこの歌を公式な国歌にしようという要請があったものの

、国民の同意がまだ十分に得られていないと連邦議会が判断。

“国歌というもの は、繰り返し歌われることで国民が自然に選択するべきものである”という見解を示した。

その時に歌われていた国歌は1811年から“呼び求めよ我が祖国”というイギリスの国歌“女王陛下万歳”のメロディーで歌われるものだった。

しかしながら、20世紀に入って国際的な交流の機会が増えるにつけ、イギリスとスイスの国歌が 同じメロディで演奏されるという気まずい状況が起きるようになる。

そこで1961年、連邦議会は仮の新しい国歌家を導入することを決定。

軍事的または外交的に使われるものとして現国歌となる”スイス賛歌”が認められた。1979年には、仮で定められている国歌ではなく正式な国歌がほしいという機運が高まり、それにふさわしい国歌を決めるコンテストが行われた。

しかし納得のいくものが出ず、1981年連邦議会は、仮として定められていた“スイス賛歌”をスイスの国歌に制定した。

 

コメント

賛美歌のようなメロディでとても穏やか。

スイスの自然、清らかなイメージににぴったり。公用語の数だけ歌詞のヴァージョンもあり国民に愛されているのだろう・・・

と思いきや、現在の国歌は国民の人気は高くなく歌える人もごく少数だということで改めて国歌を作ることになった。

2013年8月に新国歌のコンテストを行うことを発表。

新しい国歌の条件として、現代的でありながらも、連邦憲法前文の精神と価値観が反映されているもので親しみやすいものかということが重視される。

公募で集まったのはドイツ語の応募が129件と最も多く、次いでフランス語から69件、イタリア語7件で、

1番人口の少ないロマンシュ語圏からの応募も10件あったと発表された。ここから政治家やミュージシャン、ジャーナリストやスポーツ団体などで構成される審査団により10作品が選ばれる。

それをウェブサイトにアップして一般の人々からの投票を募り、人気の高い3作品が選ばれ最終選考に進むという。

2015年9月に開催される音楽祭でその3作品が披露される予定で、音楽祭の観客達と、テレビを観ている視聴者の投票によって、1曲が選ばれる。優勝賞金1万フラン(日本円でおよそ100万円)。100万円が高いか安いか。

それよりも母国の国歌の作り手になったという名誉のほうが大事か・・・

 

歌詞日本語読み(ドイツ語Ver)

トゥリスト イム モルゲンロット ダーヘル

ズィーヒ ディッチ イム シュトラーンミル

ディーヒ ドゥ ホーヒェルハーベネル ヘルリヒェル

ベン デル アルペン フィーリン ズィッヒシュ レーテトゥ

ビッテトゥフライエ シュヴァイゼル ビッテトゥ

オイレ フローメ シーレ アントゥ

オイレ フローメ シーレ アントゥ

ゴートゥ イム ヒーレン ヴァーテルランド

ゴートゥ デン ヘルリン イム ヒーレン ヴァーテルランド

 

こんな時に聞きたい

気持ちを落ち着けたい