国内有数の大使館参加イベント MIFA国際交流フェスティバル
日本でもっとも大使館があるのは80カ国の港区です。
もちろん港区の国際交流フェスティバルは多くの大使館が出展します。
しかしそれに匹敵する数の大使館が出展する国際交流イベントがあるのはご存知でしょうか?
目黒区で毎年2月に行われている
MIFA国際交流フェスティバル
目黒区国際交流協会が主催で14大使館と海外の商品を扱う店、国際関係の団体が参加しています。
会場はめぐろパーシモンホール。

東急東横線都立大学駅から徒歩7分

会場の外には飲食ブース

インドネシアやトルコ料理が並びます
目黒区ならではの国際交流
特徴その1 大使館がたくさん
何といっても12カ国の大使館が参加しているというのはすごいです。調整している担当者は大変だと思います。

会場内には参加国の国歌が並んでいます

各国様々な品を出して自国を紹介

お世話になっているトーゴ大使館

ケニア大使館で販売されていたセラミックアクセサリー

スーダン大使館

国歌がかっこいいアゼルバイジャン

インドネシア
特徴その2 仕切りがない
外でのイベントだと各ブースがテントごとに区切られてしまうため入りにくい雰囲気がある所もしばしば。
でもこのイベントでは背面以外の仕切りがないので各ブースに立ち寄りやすくなっています。
左右に仕切りがないというのはとても大きい!
筆者も話しかけやすかったので、国歌を歌ってもらったりしました^^

担当者とも話しやすい!

キルギス国歌を歌ってくれました!

ネパールの旧国歌を歌ってくれました!!
特徴その3 他国文化に興味を持つ工夫【衣装】
まずはスタッフの方々の衣装。参加国はもちろんですが、それに縛られず様々な国の民族衣装を見ることができました。

ネパール

大使館が用意したポーランド衣装を着ているのはボランティアの高校生

ブースを出していないレバノンの民族衣装

スーダン舞踊の衣装 これは貴重
特徴その4 海外だけじゃない日本文化も紹介
このイベント、日本人だけでなく多くの外国人も来場していました
国際交流イベントというと”日本人が海外文化を知る”のはもちろんですが
多くの外国人が住むようになった日本ですから”外国人が日本文化を知る”というのがもっとあっていいと思うんです。
主催している目黒区国際交流協会は普段から日本文化紹介にも力を入れているためイベントでもブースがありました。

囲碁体験

和太鼓の演奏も
イベント以降もルールを覚えちゃえばコミュニケーションツールとしても使えますよね^^
言葉を覚えるのは大変でもゲームのルールならそれほど時間は必要じゃないですし、
家の近くの囲碁イベントに顔を出せばご近所付き合いも生まれるかもしれません。
特徴その5 他国文化に興味を持つ工夫【あいさつ】
このイベントでもっともいいなと思ったのは、大使館交流シートという仕掛け。
B5サイズの黄色い紙

受付で渡されます
空白部分に各大使館ブースでもらえる国旗シールを張って集めるというものです。
大使館ブースに行きにくいという人でもこれがあると行きやすいですよね!
さらにシートの裏には各国の挨拶が書かれていて、挨拶するともらえるという仕組み(言わなくてももらえますが・・・)。
小さな子もこれは楽しいみたいです。最初は恥ずかしがっていても積極的に海外の挨拶していきます。
やはり慣れだと思うんです。こういった取り組みは本当に重要だと思います。

一度話せばどんどん話せるようになる!
主催者発表では来場者は2000人以上。
年々パワーアップしているこのイベントに来年は参加してみては?