ポーランド ショパンに陶器に琥珀に・・・なんだか気品漂う文化を持つ国 ~ポーランド祭り2015@六本木 六本木ヒルズ~
クラシックは聞きますか?
ちなみに筆者は有名どころは聞きますが詳しくないです。ミーハーです。
第九が大好きです。
エルガーの威風堂々はイギリスの第二の国歌と言われています。
この程度です。
そんな人間でも知っている作曲家ショパン!超有名人です。
実は彼の出身地がポーランドなんです。
そんなポーランドの魅力を存分に知ることが出来るのが毎年行われている
ポーランド祭り
会場は六本木ヒルズの敷地内にある大屋根プラザ。
会場内はオシャレなものが沢山!
陶器の絵付けが有名で、同じ模様をスタンプする絵柄は人気があります。
女性客の皆さんが「かわいい」と口を揃えるのも納得。
今回のイベントでは陶器の店が3店舗出ていて、一番出店数が多かった分野です。
それだけ日本に需要があり扱う店も多いということなんでしょう。デザインが大柄ではなく日本人好みなのかもしれません。
ガラス細工や琥珀など隠れた魅力も満載
こういったイベントの特徴は有名じゃない魅力を発見できること。
コチラはポーランドのガラス細工。
ガラス工芸は有名ではありませんが今後人気に火が付くかもしれません。
更に陶器やガラス細工など手先が器用なのがポーランド人。
琥珀細工も有名なんだとか。ロシアなどから採掘した琥珀を輸入し加工をポーランドで行っています。
古くからポーランドでは琥珀加工は有名で今でも琥珀専門店が並ぶ通りもあるんだとか。
他の国のイベントでは見かけないボードゲームの専門ブースも。
”ファーマー”というポーランドで知らない人はいないというほどポピュラーなゲームがありルールを教えてもらいました。
簡単に言うと動物の絵が描かれたサイコロを振って、出た絵柄の動物をゲットできます。
先に全ての動物を揃えられたら勝ちなのですが、狼など動物を食べてしまう絵柄もあり中々揃えることができません。
でもその狼から守るためのアイテムを羊3匹と交換できたり・・・
これだけだと単純なゲームですが、結構戦略を立てる必要があるとても奥が深いゲームなんです。
さて冒頭でも書きましたが、ポーランドは『ピアノの詩人』と呼ばれた19世紀を代表する音楽家ショパンの出身国。
会場には日本では手に入らないショパンが生きていた時代に録音されたCDが販売されていました。
ポーランドから輸入してきているんだそうです。
このブースを出していた”Pianoforte Japan ”はポーランドをはじめ
ヨーロッパの雑貨などを輸入しているのですがボランティア活動にも力を入れていて、
東日本大震災の被災地にピアノなどの楽器を送っているんだそうです。
そこの社長、清水さんもさることながら、清水さんのお父さんがまた面白い人生を送っている方で・・・
これを書いたら、今回のレポートはそれで終わっちゃいます^^;
その国のことだけでなく、様々な人と出会え、
それにより自分を大きく成長できるのもこういったフェスの魅力なのかもしれません。
お話をする中で国家に興味があると話すと
「ポーランドの国歌について知りたいの?なら大使館の職員の方を紹介しようか?」
とそのまま大使館ブースへ。
日本語が堪能なエリザさんをご紹介頂きました。清水さんありがとうございます!
なんていい人なんだ!
エリザさんは京都の大学に通っていた事もあり日本語が本当に上手です。
彼女から聞いた国歌の情報はまた改めてアップしますね。大使館の方とも交流できるのがフェスの魅力。
インターネットで情報収集ができますがやはり間違った情報もあり、こうして直接交流し話ができる機会というのはとても貴重です。
さて、フェスの魅力は物品販売だけでなく、その国の芸能文化に触れられるのも魅力です。
会場には民族衣装を着ている方もいたので写真を撮らせていただきました。
ポーランドの人気バンド グーラルが出演
男性もいました。写真いいですか?と尋ねると
「もちろんだよ!一緒に写ろう」
とっても気さくな人です。しかも撮影後聞いてもいないのに
「これは山岳地方の人たちが着る服なんだよ」
なんだかとっても親切です。日本に住んでいるのか聞くと、来週には帰ってしまうんだとか。
「僕のステージがこの後あるから見ていってよ」
アーティストなんですか?楽器をやるの?
「うーん!僕はヴォーカルがメインで、メンバーにはヴァイオリン弾くのもいるよ」
グループなんですね~。
そんなこんなで彼が登場するのを待つもなかなか出てこない・・・
ステージプログラムもついに最後の演目に・・・
あれ?どっかで見たことある人が・・・
あれ?あの衣装・・・
あの人やん!!
近くにいたポーランド人に聞いたところ、グーラルというポーランドでは有名なグループなんだそうです。
「アーティストなんですか?」なんて聞いちゃって本当にすみませんでした・・・
山岳民族音楽とダンスミュージックを融合させた音楽で高い評価を受けているそうです。
フランスなどヨーロッパを中心に海外での活動も積極的にしていて、今回が初来日。
会場を巻き込んで盛り上がりました!!
何を言っているかまったく分かりませんがノリがよくて僕は好きです!
ヒルズの下でポーランドビール
さて、一通り見たところで恒例のビールをいただきます
ポーランドビール”ザムコヴェ”
発泡酒でアルコール度数が5%。すっきりとした味で甘みがあります。
苦いビールが苦手な人にはオススメ。
今回のイベントは料理が少なかったですが、その分生演奏が豊富で落ち着いた雰囲気で楽しめました。
雰囲気もよく、その国の人ともとても話しやすかったです。
こんな落ち着いたフェスもありだなぁ~。