隠れ家カフェでユニークなニュージーランドコーヒーを堪能 MOJO COFFEE(モジョ コーヒー) ~新宿区神楽坂~

ニュージーランドコーヒーを出すMOJOを目指して

神楽坂駅から徒歩1分のところにある赤城神社。

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駅からここまで坂もなくすぐに行けちゃいます

 

神社の東側は赤城という地名の下町が広がっていて観光客はほとんど来ません。

でもこのあたり、小さなケーキ屋や個展が開かれるギャラリーがあったりと

素敵なお店が隠れている侮れない地域なんです。

今回は神社の東側にある赤城坂を下ります。明治20年代に出された『新選東京名所図絵』には

「車通るべからず」と書かれるほどの坂で今でも傾斜がきついです。

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帰りのことは考えません・・・考えたら下りません

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下ってすぐ右側に看板が!

 

ニュージランドスタイルコーヒーとは?

ご紹介するのはニュージーランドスタイルのコーヒーを出す

MOJO

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看板だけだと何の店だかよく分かりません

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先ほどの看板のところで曲がるとオシャレな看板があります。ここが入り口

 

内装はブラックを基調とした落ち着いた雰囲気の空間。

席はカウンターを除き全て窓側にあります。どこか開放的な気分になるのは

そのせいでしょうか。

周囲を別のお客さんに囲まれている席に座ってしまうと

落ち着かないということがありますがここではそれがありません。

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一人でも二人でも利用できる雰囲気

 

カウンターには手作りサンドウィッチなどが並びます。

ガラスに値段書いちゃうなんてオシャレ!

実はこれらは全て手作り。1階で作っているんだそうです。

7一見無造作に置かれているようなディスプレイ

81階は作業所、2階カフェ、3階は事務所なんだとか

 

MOJOはニュージーランドで20店舗以上を展開しているカフェグループ。

世界進出の第一歩として選ばれたのが日本で、ここはその1号店なんです。

オープンしたのは2012年で、先月日本での2号店となる店舗が早稲田にオープンしています。

店名のMOJOはアフリカの言葉で魔よけの呪文らしい。

利用したお客さんが浄化されたような気分になれるように

という想いが込められているんだとか。

 

あまり知られていませんがニュージーランドやオーストラリアはコーヒー文化が盛ん。

オーストラリアでは既存のコーヒー文化が根付き、あのスターバックスコーヒーが撤退してしまったほどです。

そんなオーストラリア国歌を知りたい方はコチラ

そしてニュージーランドは人口一人当たりの焙煎機所有者数が世界一というコーヒー大好き国家。

では早速ニュージーランドコーヒーを・・・とメニューを見ると見慣れない言葉が

 

ショートブラック?

ロングブラック?

 

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「グ、グランデってなんですか?」と初めてスタバに行った時と重なる・・・

 

店員さんに聞こうかな。

でも「そんなことも知らないんですか?」みたいな顔で一瞥されたらどうしよう・・・

恐る恐る聞くと想像に反して、とっても丁寧に教えてくれました。

ショートはエスプレッソで、ロングはそれにお湯を足したコーヒーとの事。

今回はロングを頼みました。

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確かに濃い

 

見た目どおり濃いですし苦味が強い!

エスプレッソにお湯を加えたものということで量も少なめ。

コーヒー豆が凝縮された味を楽しみたい人にはオススメです。

常連客は苦めのコーヒー好きが多いとのこと。

オーストラリアに留学経験がある店員さんの話では

ニュージーランドなどのオセアニアでよく見られるコーヒースタイルなんだそうです。

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壁にはオリジナルコーヒーカップが並びます。販売用じゃないのが残念

 

なぜニュージランドでコーヒーが?

それにしても不思議じゃありませんか?

もともとはイギリスの植民地だった国。発展するのは紅茶文化では?

なぜコーヒー文化が発展したのでしょうか?

 

もともとはやはり紅茶文化だったようです。それが変わったのが第二次世界大戦後。

労働力不足を補うため、様々な地域から移民を受け入れました。

その中でも多かったのがイタリア人移民。

彼らが持ち込んだ文化の影響を受けエスプレッソコーヒーを飲む習慣が出来たと言われています。

 

独立後およそ30年間、イギリス国歌がニュージーランド国歌として歌われていた。

しかし、現在ではニュージーランド独自の曲が作られ国歌として歌われています。

ニュージーランドは植民地時代、他国の文化に染められたが、独立後独自の文化を確立。

既存の国歌や文化(もちろんコーヒーも)を自分色に染め直し今のニュージーランドが存在します。

ニュージーランドは「新しい海の地」という意味。

ニュージーランドコーヒーはニュージーランドがイタリア移民を多く受け入れたという独自の歴史から生まれた独自の文化だ。

国歌も独自の路線をたどっています。

それは先住民との共存の道。

国歌もそれを象徴するように最初、先住民マオリ族の言葉マオリ語で歌われ、その後英語で同じ内容の歌詞で歌われます。

文化も国歌もその国の歴史を現しているんですね^^

 

さて覚えていますか?

MOJOは魔よけの言葉。

MOJOに行って、近くの赤城神社でお参りしたらリフレッシュすること間違いなし!!

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赤城神社でのお参りも忘れずに

 

勉強に仕事に疲れたらニュージーランド文化に浸りに行ってみてはいかが?

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お店情報

【MOJO COFFEE(モジョ コーヒー)】

住所   東京都新宿区赤城元町4-11

TEL   03-6265-3286

営業時間 曜日によって違うのでお問い合わせください