モーリタニア・イスラム共和国 国旗・国歌変更!!

正直聞き慣れないモーリタニア。

でも国歌好き同士なら「あの規格外国歌ですね!!」で盛り上がっちゃうくらい有名な国です。

そんなモーリタニア国歌が変更されるという情報が入りました。これは8月5日の国民投票の結果の末、8月15日に憲法改正公布に伴うもの。

ちなみに国民投票の投票率は53.73%、うち賛成は85.6%でした。

 

モーリタニア国旗が変更

元々は国旗が変わるという情報からでした。

旧国旗がこちら。

モーリタニア国旗,旧モーリタニア国旗

 

そして、新国旗がこちらです。

新モーリタニア国旗,モーリタニア国旗

フランスの植民地時代に流れた国の殉教者に敬意を表して赤い線が2本上下に追加されました。

 

 

モーリタニア国歌の歌詞変更

メロディの変更はなく歌詞の一部変更が行われることは決まったのですが、まだどの部分が変更されるのかは定かではありません。

(駐日モーリタニア大使館に確認を取りメロディも大きく変わったことが判明しました。2018.0624)

インターネットでは「大統領の名前が入る」「軍の貢献について追加される」などの情報がありますが、どれも確実な情報源とは言えません。

改正法で記載されている国歌関連の内容は以下の通りです。

 

第1条:現在の法令の規定に従い、委員会は、モーリタニアのイスラム共和国の国歌を提案するように設立する。

第2条:国歌の制定を担当する委員会は、次のように構成するものとする。

(以下大統領や大臣をはじめとする40人の名前が並びます。)

 

この委員会のメンバーがどのように選ばれたのかが公表されていない、そもそも選ばれたメンバーがあまり国民に知られていないことが問題だと野党は主張しています。

さらに、40人のうち黒人は4人しかいない点も指摘。同国ではイスラム教徒のムーア人が社会の上層を占めているわけですが、そうではない黒人と対立することがしばしば。残念ながらこの対立の構図は独立後も続いています。

本当の目的はモーリタニア大統領選挙再選!?

個人的に注目しているのは国旗と国歌の変更なのですが、当事者たちには別の意図があるというのが専門家や野党の考えです。実は改正法には上記2項目の他に上院の廃止、地方議会の創設が書かれています。

野党が多い上院の廃止と、実力のない地方議会を作ることで2019年の大統領選で3期目の再選をより確実なものにしたい現大統領の陰謀ではないかという話があります。

いずれにせよ、新しい国歌の歌詞は気になります。同国に黒人への差別があることは書きましたが、国歌の歌詞に影響しないか心配。

大統領の名前は入るのかなど引き続き情報をフォローしていきます。