もしかしたら国歌が変わる!? ~スイス国歌の変~

今日の午前中、なでしこジャパンが2連覇を目指してスイスと対戦しましたね!

いやぁ~勝ってよかったです。サッカーが詳しいわけではないですが、ワールドカップとなると見てしまうミーハーの1人。カナダ・バンクーバーで行われている今大会は初の人工芝での開催だそうです。日本代表は慣れていないだけに不利とも言われていましたが・・・

 

まずは1勝! おめでとうございます!!

 

さて、今回の対戦相手スイス。女子サッカーでも盛り上がっていると思いますが、実はもう1つ盛り上がっているものがあります。

それは・・・

 

新国歌を選ぼう!

 

現在、スイスでは国歌を変えようという動きがあります。

国歌が変わるということは珍しいことではありません。

最近では、カダフィ政権が崩壊したリビア、社会的に不安定なアフガニスタンが挙げられます。

歌詞の一部が変わることはありますが、社会が安定した国で丸ごと変わるというのはあまりまりません。

 

ではなぜ国歌が変わるのか?

人気が無かったんです。とってもかわいそうな国歌「スイス賛歌」の詳細はこちら

 

詳細はスイス国歌データのページで読んでほしいが、

仮の国歌として「スイス賛歌」が作られた後、

正式な国歌を選ぶためのコンテストが行われるものの良いものが無く”しょうがなく”現在の国歌が正式に制定されたという歴史がある。

「メロディが賛美歌で歌詞は天気予報」と揶揄する国民がいるほど愛されていない。

歌えない人も多く、実際浅見が出会ったスイス人も歌って10秒で「これ以上は難しくて歌えない」と歌うのをやめてしまった。

個人的には美しいメロディと歌詞だと思うのですが・・・

そんな国民たちの中から新国歌を応募しようという団体が誕生。

昨年の7月まで募集し集まったのは208作品。団体が選んだ審査員の審査、7万人のネット投票で現在3曲まで絞られています。

この3曲を現在団体のホームページで公表し投票を集っています。

タイトルは無く「A」「B」「E」とアルファベットがふられ、どの曲も自由に聴くことが可能。

「E」はメロディが個性的で面白いですが、歌詞は「A」がいいかも。ん~国を表すなら国旗の意味を紹介している「B」か・・・

とても難しい。

 

今年の9月6日に結果が発表されます。

しかし、この結果がすぐに国歌変更となるわけではありません。

この活動は非公式なもので、今後国会の承認を得るなり、国民投票をするなりしなければいけません。

さらに全ての国民が変更に賛成しているかというとそうでもなく、

”スイス賛歌”ファンクラブのホームページの管理人でスイスの著名な音楽家Hubert Spoerriはこう批判しています。

「それぞれの国歌には歴史があり、簡単に捨てることはできない」

「(候補となっている曲は)ホットドッグをグリルで焼く間、キャンプファイアのまわりで歌うことができる歌」

 

確かに国歌には歴史があります。

そしてメロディや歌詞には作り手の国家に対する思いがこめられている。それを考えると簡単に変えるものではないかもしれません。

変更される理由の一つに国民たちが歌えないということがあります。

近年の男子サッカーでの国歌斉唱を見ても歌えない選手が多いですが、今日行われた女子サッカーでは代表選手全員が堂々と歌っていた。

これを見ると決して歌が悪いのではなく歌おうと思えば歌える曲ということがわかる。

ただ、その曲を歌いたいと思うかと思うのは国民たちだ。国歌も国民あっての曲。

果たして国歌で重要なのは

”その歌が紡いできた歴史”それとも”その時に生きる人たちの想い”

平和な国で沸き起こる国歌の変。

もし国民投票が実現されるなら、そこで出される結果はとても興味深い。

 

スイス連邦について知りたい!国歌情報はこちら→スイス連邦国歌データ