【シリーズ】リオ五輪を振り返る 国歌で ~⑥ポーズは何を意味してる? コロンビア~

五輪で”ポーズ”というのは注目すべきものだ。

例えば、

政府による土地の強制収用に反対するエチオピア代表のマラソン選手はゴール時に、クロスさせた腕を空に挙げ反対の意思を表明。

メダルを獲得した北朝鮮の男子体操選手は敬礼をして国歌を歌い国歌の忠誠を示した。

なかでもユニークだったのが、サッカーで日本の対戦国だったコロンビアだ。

戦勝記念日に合わせたポーズ

通常、右手を左胸に置き国歌を歌うサッカーのコロンビア代表。

キャプチャ

珍しいポーズ

しかしこの日は違った。

左手を挙げて国歌を歌ったのだ。

こんなポーズをして国歌を歌う姿は初めて見た。

調べてみると、試合が行われた8月7日は、

”ボヤカ戦勝記念日”というコロンビアの祝祭日。

1819年にコロンビアの独立革命軍がスペイン軍を破り独立を勝ち取った大事な日だ。

FWのテオフィロ・グティエレスの提案で神に感謝する意味合いを込め、今回のポーズを取ったという。

我々には不思議なポーズに見えても、その国の人たちには何に対してしている行為なのかが分かると面白い。

国歌を歌う姿を読みとればその国の歴史や現状を知る事が出来る。

それは国歌が流れる時が最も自国を認識する時間だからなのかもしれない。